家を売却するときに少しでも高く売るための38個のチェックリスト
新しい人生の始まりの1つに今住んでいる「マンション売却」「一戸建て売却」という家を売る大仕事があります。そのときに誰もが思うのは・・・
「安い価格になって損をしたくない・・・!」
「少しでも高く売って、次に使える費用を増やしたい!」
家を売るときは、様々な理由があると思います。
少しでも高く売れることで手元に残るお金が多くなるのは、誰にとってもうれしい結果になるはずです。
となれば、家を売る人は、みなさん少しでも高く売るためのテクニックやコツを検索して調べますよね!
そこで!このチェックリストは、多くの方々が検索するキーワード「家/住宅/マンション 売却」「家を高く売る コツ」などで検索して表示された1位~20位(2021/8/28現在)の中から、大事なことを。ピックアップしました。
さらに、追加で大事項目を加えて、他にはない「家を少しでも高く売るための38個のチェックリスト」を作成いたしました。
このチェックリストが「家を売る人」にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。
家を売却するときに知っておきたいポイント
家を売るときは、不動産屋を決めて、家の価格を決めてもらうことから始まると思っている方が多いと思います。
しかし、家を少しでも高く売るための本当の始まりは、家の価格を決めるために行う査定からです!
売却を担当してくれる不動産屋の役割はとても大きいです。
どの不動産屋を選ぶかは大事なポイントになります。
でも、不動産屋だけを充てにすると失敗するのが現実です。
・家の価値が低いと言われて安く査定された
・買主から値引きの交渉がきた
この3つの失敗をなるべく防ぐために、査定の内覧前と内覧中に行うチェック項目を確認してください!
また、買主の内覧にも力を注ぐ必要があります!
気に入ってもらえなければ売れないのは当然、気に入らないところがあれば、値下げ要求をされてしまいます!
値下げ要求されないように前もってしっかりと準備しておくことが大事です。
内覧には、「不動産屋の内覧」と「買主の内覧」がありますが両方とも同じ気持ちで取り組み、
不動産屋にも買主にも、良い条件が揃った家だと思ってもらうのが大事!
家の印象良く見せることで満足のゆく売却を目指しましょう!
チェックリスト スタート
内覧前のチェックリスト
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不動産会社を選ぶときは複数の不動産会社に査定をしてもらい、比較をしてから決めるのが大事。 査定額だけで決めるのではなく、直ぐに連絡がつく、直ぐに連絡をくれる、親身になって相談に乗ってくれる、知識・情報量が多いなど、納得がいくまで話してくれる人を選ぶとよい。
また、・・・知人が「実際に利用して良かった」という不動産担当者は大きな決め手となるが、相性もあるので一括査定サービスなどを利用して複数の不動産会社と比較するとよい。
注意すべきことは「査定額が高いから」で選ぶと、不動産会社は選んでもらうために売れないような高い金額で査定する担当者もいることを忘れないように。
【一括査定会社の例】
■HOME4U(ホームフォーユー)
■すまいステップ
■イエウール
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家に愛着があり清潔感のある持ち主をアピールし、管理が行き届いている印象を持ってもらう。
特に目がいく「表札」「玄関ドア」「ドアノブ」は目がいくので念入りに。忘れがちなのが「証明器具」蜘蛛の巣などが張りやすいので注意。郵便受けの仕様を確認する人もいるので掃除をしておく。
エアコンの室外機をキレイにしておくと古いのを使っていると不安に思われなくなる。
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内覧の訪問では、ドアチャイムを鳴らすため。故障しているときは、そのことを隠さず伝えるのも印象が良くなるポイント。
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玄関のニオイはその家の第一印象になるので注意。スメルハラスメントと言う言葉があるように強い芳香剤の香りは嫌がる人もいるため、ほどほどに。
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収納は必ず開けて確認される場所。靴が多い場合は減らしてスッキリと広く見せると好印象。ニオイが気になる場合は必ず消すこと。
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洗濯できるものは洗濯をし、洗えないものは汚れやゴミを取り除く。また、玄関マットは意外とニオイがつきやすいので消臭スプレーなどを利用するのもよい。
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窓がキレイな家は清潔感がある。サッシは特に汚れているのでしっかりと!
また、陽が入るかを気にする人は多いため、しっかり陽が入ることをアピールできる。部屋は明るい方がキレイ見えるので、視覚効果にもつながる。
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部屋は全部見られるのですべての部屋をキレイにしておく。なるべく広く見えるようにいらない家具などは一時的に預けたり、貸倉庫を利用してスッキリさせる方法もある。
また、クローゼットや収納庫、パントリーの中も必ず見られるのでスッキリ整えて広く見えるようにする。
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水回りが汚れている家はリフォームが必要と思われて20万~30万円、場合によっては50万円以上査定額が下がったり、買主からも同じような金額で値引き交渉をされやすい。清掃業者に依頼しても3万~5万円ほどなので、プロの力を利用するのもオススメ。
トレイは自分で清掃しても良いが、ニオイに十分注意する。
すでに古くてリフォームが必要な場合は自分で丁寧に掃除をし、家を大事につかっていたことをアピールする。
【ホームクリーニングの一例】
■くらしのセゾン
■すまいステップ
■株式会社アール・アソシエイツ
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穴が開いた状態で放っておいたと思われると、家のメンテナンスなどもずさんだと思われてしまう。
落書きやシールなどもキレイに処理しておくとよい。
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内覧時は、家の照明をすべてつけて明るくするのがキレイに見える鉄則。そのためにも照明器具はキレイに清掃しておく。
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ベランダは必ず見られる場所。柵や手すり、物干しなどもキレイにしておく。
ベランダ用スリッパなどを用意しておくことも忘れずに!
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鏡があると人は本能的にのぞき込む習性がある。清潔感があることをアピールするためにもキレイにしておく。
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テレビの配線状況やエアコンが使えるかは、必ず確認されるポイント。ほこりがたまりやすい場所なので注意。エアコンのリモコンは動作確認で使うこともあるのでキレイにしておいた方が安全。
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家具や置物をなるべく減らすことでスペースに余裕が生まれ広く見える。知人に預かってもらったり、貸倉庫を利用するのもよい。
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虫がいる家の印象はかなり悪くなる。ゴキブリホイホイなどを置いている場合は、絶対に見えないようにすること!
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「耐震検査をして問題はなかった」「シロアリの検査をして問題はなかった」と言えると、好印象へと劇的にアップする。証明書を一緒に見せるとよい。
ただし、問題があった場合は正直に話すことが大事。「瑕疵担保責任」という法律があり、瑕疵があった家を売った場合はその責任を売主がとる法律がある。その期間は受け渡し後2~3カ月が多いが、民法の原則では買主が隠れた瑕疵を知ってから1年以内に申し出れば、売主は瑕疵担保責任を負わなければならないとしている。
心配な人は瑕疵担保責任を保険でカバーできる「既存住宅売買瑕疵保険(個人間売買タイプ)」に入っておくとよい。
参照:「国民生活センター『瑕疵担保責任』とは」
参照:国土交通大臣指定の住宅瑕疵担保責任保険会社を紹介
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清潔感があり、明るそうな良い人が住んでいると思わると家の印象が良くなる。小さな子がいる場合は、預かってもらうと集中して話ができるのでよい。
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「なぜ売却するのですか」という質問は定番中の定番。その時に、マンションのデメリットを挙げるのではなく前向きな理由を回答する。
例えば、「二人目の子供ができるので、部屋が手狭になってきた」「親の面倒をみるため一緒に暮らすことになった」など。
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セールスポイントで購入を決める人も多い。例えば、「冬の花火大会では、ベランダが特等席です」、「晴れた朝には、富士山が見えます」、「近所のスーパーは他のよりも安めで人気です」「大通りから離れているので夜は静かに眠れます」など、生活して喜んでいる姿が見える話は、高くても買いたいという気にさせる。
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家の欠点は、改善方法があることをセットにして伝えてあげる。
たとえば、「国道沿いだから排気ガスで洗濯物が黒くなってしまうため、洗濯物は仲に干した方が良いですよ」「この部屋は寒いので寝室にするなら暖かくして寝ると良いですよ」など。
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購入希望者は、図面では読み取れないマンションの良さを知りたい。
・管理組合の体制や同じフロアの住民について
・安い商店街、営業時間が長いスーパー、通学路の安全性や、近くの学校の評判
・マンション近くのおすすめスポット…など
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修理をしっかりしている、修理をして最新になっているのは、安心感が高くなり好印象につながる。
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近隣の物件よりも高すぎては売れないし、安過ぎては損をする。不動産会社との交渉でも必要な要素なので近くの不動産屋やネットで調べておく。なるべく築年数や駅からの時間など条件が近いもので調べるとよい。
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不動産会社が決まり買主が内覧に来るときは、プロの目でどうすれば高く売れるかを相談して対策を練るとよい。
内覧当日のチェックリスト
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内覧はお客様をお出迎えする気持ちで準備する。花を飾るとさらに好印象になる。ニオイは特に気をつける。
靴ベラの用意や雨の日は傘立てを用意しておくとよい。
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とにかく気を付けるのはニオイ。強すぎない程度でアロマなどの香りでリラックスできる家に思われる演出も効果的。
快適な家だと思ってもらうために室温は暑すぎず寒すぎずに調整しておく。
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花屋が観葉植物があると素敵な素敵な生活を思い描いてもらう演出になり、好印象いつながる。
選り好みのある趣味の置物(日本刀やはく製など)は片付けておく。
灰皿はタバコを家で吸うのを嫌がる人が多いので必ず片付けておいたほうがよい。
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朝食などで食器や調味料などを使ったまま仕舞うのを忘れないように!鍋などもすべて片付けて、スッキリしたキッチンにしておく。
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トイレは必ず見られるところ。また、使用する場合もあるで当日にしっかり清掃をしておく。収納庫内は必ず見られる場所なので、片付けておくこと。
トイレットペーパーが切れそうな場合は、交換しておく。
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バスルームは必ず見られる場所。内覧前に使うと濡れて汚く見えたり、熱気がこもってニオイが発生するので、使用後は入念に掃除をする。できるならば、当日は内覧が終わるまで使用しない方が良い。
また、バスルーム用のスリッパを用意しておくと喜ばれる。
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ゴミ箱にゴミが入っているのが目に付くと印象が悪くなる。またニオイの原因にもなるので片付けておくとよい。
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買主は、家の使用状況など聞きたいことがたくさんあるが、長居しては悪いのではと気にしている場合がほとんど。そこで、内覧を終えたらお茶とお茶菓子などを出して話をする時間を作ると好印象につながる。
お手拭きやティッシュボックスなどが直ぐに出せるようにしておくとよい。
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家の持ち主の印象は家の印象につながるので、笑顔で挨拶をできるように心の準備もしておく。
「はじめまして、今日はよろしくお願いします」
「この家に興味を持ってもらえてうれしいです」
などの言葉を使うとよい。
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洗濯ものは干したままではないか、洋服をハンガーにかけたままではないか、壁に飾った絵画や写真が曲がっていないかなど、最後に確認する時間を作っておくとよい。
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万が一、貴重品が紛失したとなると一大事。お互い嫌な思いをしないためにも仕舞っておく。
内覧中の注意ポイント
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軽い気持ちで「値下げ出来ますよ」「エアコンは差し上げます」などの口約束はしない。その場で気前よく答えてしまっても、あとで考えた結果、口約束を破ると、売買契約や引渡の際に揉めやすいため。
「検討させて頂きます」とだけ答えて、不動産会社の担当者の人と話してから正式に伝えてもらうのがよい。
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家の不具合や家の周辺環境の欠点について、買主に隠すことは絶対にしないこと。売り主には「瑕疵担保責任」があるため、引き渡し後に瑕疵を売主が隠していたことなどが発生すると修理費用を請求される。
心配な人は瑕疵担保責任を保険でカバーできる「既存住宅売買瑕疵保険(個人間売買タイプ)」に入っておくとよい。
参照:「国民生活センター『瑕疵担保責任』とは」
参照:国土交通大臣指定の住宅瑕疵担保責任保険会社を紹介
参考サイト
このチェックリストは、検索キーワード「家/住宅/マンション 売却」「家を高く売る コツ」などで検索し1位~20位(2021/8/28現在)で表示された以下のサイトから大事なチェックポイントをピックアップしています。
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