【決定版】ママ・パパ必見！はじめての七五三、やること丸わかりチェックリスト38項目

まずはじめに考えるのは、七五三を「今年」行うかどうか。

七五三は一般的に、女の子：3歳・7歳、男の子：3歳、5歳で祝うとされています。

ただ、お子様が、早生まれの場合や兄弟・姉妹がいる場合は、お子様に合わせてお祝いする年齢を決めてもOKです。

例えば、早生まれのお子様の3歳のお祝いをするときは、
3歳になる学年、つまり満2歳でお祝いをしても良いですし
満2歳だと幼すぎてお着物を長時間着るのが難しいと思えば、
4歳になる学年、つまり満3歳でお祝いをしても大丈夫。

また、お子様に兄弟・姉妹がいる場合、ぴったり3歳ではないけれど
他のお子様の七五三と合わせて行う方もいますよ。
実際に私は、兄の七五三に合わせて2歳の時にお祝いしてもらっています。

七五三に関しての情報収集をしましょう！

今年行う方も、来年かな～と思ってる方も、情報が多いのにこしたことはありません！

とくにおすすめなのは、親戚や年齢がちかい先輩ママ・パパに聞くこと。
七五三のお祝いといっても、各家庭によってお祝いの仕方が異なるので、色んなアイディアをもらえると良いですね。

一般的に七五三当日は、撮影→神社での御祈祷・参拝→お食事会という流れですが
前撮りを先に済ませておいて、当日は御祈祷・参拝とお食事会だけという方や、
御祈祷はせず、参拝・家族でレストランに行くだけという方、
御祈祷・参拝の後は、親戚のお家へあいさつ回りをするという方もいらっしゃいます。

すでに経験されているママ・パパの意見をもとに、どんなお祝いをするか考えられると良いですね。

七五三の当日に、祖父母を招くか決めましょう。

七五三は、子供と両親だけでこじんまりと行うか、
母方・父方の祖父母も招いてお祝いするか悩みどころですよね。

ママ50人にインタビューをしている以下の記事では、約60%のご家庭で祖父母が参加しているようです。
祖父母に声をかける・かけないは、祖父母との家の距離や体調などを参考に決めている方が多いようですよ。

実際の体験談も載っているので、迷うな～という方は、ぜひ参考にしてください。

七五三をいつするか、日取りを決めましょう。

正式なお参りの日取りは11月15日とされています。
これは、七五三のもとになった徳川将軍家の、子供の成長を祝う儀式が行われた日だからだとか、、。
ただ最近は11月15日当日にこだわらず、10月から12月の間で家族の都合がいい日にする家庭が多いそうですよ。

10月・12月は、11月よりも混雑しづらいので、お参りがスムーズに行える利点もあります。
また、12月中旬・下旬になってくると、寒さが厳しくなり体調を崩すこともあるので注意したいですね。

七五三のお祝いは何をするか、決めましょう。

一般的には、着付け・写真撮影・御祈祷・参拝・食事会をするとされています。
・家族でこぢんまりしたいから、写真撮影と参拝だけでいいかな
・親戚にも成長した姿を見てほしいから、食事会の後はあいさつ回りにいこう
など、家族の間でどのような1日を過ごすか決めていきましょう。

ざっくりとで大丈夫、スケジュールを立ててみましょう。

例えば、
・朝着付けをしてもらって、写真撮影、参拝、お昼過ぎには家に帰れるかな
・お昼くらいから着付け、御祈祷・参拝をして、夕方からお食事会
このくらいのざっくりかんで大丈夫です。

早めにスケジュールを立てておくと後々の予約などが楽ですよ。

七五三当日に御祈祷・参拝をする方は、どこでするか決めましょう

もともと七五三とは、「その土地の神様（氏神様）に子供の成長を感謝し、祈りをささげる」もの。
そのため、地元の神社に参拝するのが一般的な風習とされていました。
ただし、最近ではその風習も薄れてきて、ある程度自由に家族で決めたかことが多いようです。

具体的には、以下の3つから選ぶと良いですね。
・お宮参りをした神社
・地元の神社
・有名な神社

お参りする神社が決まったら、御祈祷をしてもらうか、参拝だけか決めましょう。

神社で行う七五三のお祝いは、
・御祈祷：神主に取り計らってもらい、神様に祈りを捧げること
・参拝：初詣など、普段私たちが行うお参り

御祈祷は必ずしも行わなければならないと決まっているわけではありません。
各家庭で決めていきましょう！

御祈祷をする場合は、事前予約が必要か確認しましょう。

神社の御祈祷は事前予約制・当日受付制の2つがあります。
神社によって異なるので、事前に問い合わせるのがおすすめです。

当日受付だと、神社に行ってみると受付人数が多く、待ち時間が長くなったという場合もあるので、あらかじめ調べておくと安心です。
行きたい神社が事前予約制だった場合は、早めに予約しましょう。

七五三の写真撮影は、「どこで・いつ」するか決めましょう

「どこで」は、場所のこと
スタジオで撮影するか、出張撮影をお願いして神社などで撮影してもらうか

「いつ」は、時間・スケジュールのこと
着付けをしてすぐ撮影するか、神社でお参り前にしてもらうか、お参り後か

また、前撮り・後撮りをする方も多くいらっしゃるので、検討してみるのも良いですね。

写真を撮影しない、という選択ももちろんOK
ただ、家族にとっての大切なイベントなので、写真撮影をしておいた方が想い出に残ると思うのでおすすめです。

記念撮影をどこで、いつするかが決まったら、早速予約しましょう！

七五三が近づくと、人気のスタジオやカメラマンの予約は埋まってきてしまうので、早めの予約が肝心です。

スタジオで撮影するときは、衣装がレンタルできるか確認しておきましょう。

大手スタジオの場合、レンタルでき着付けもしてもらえる場合が多いですが、衣装・レンタルは個人で用意、写真の撮影のみを受け付けているスタジオもあるので、ぜひチェックしてくださいね。

主役である子供の衣装を決めましょう！

子供の衣装で定番人気なのは、正装でもある和装。
実際に、11月になると綺麗な着物に身を包んだ家族を見ますよね。

でも、実は和装・洋装どちらでもOK

着付けが必要な和装は、長時間着ていると子供が苦しがったり、着崩れする場合も。
実際に着付けをする最中に、子供が嫌がるということもあるようです。
そんな時は、無理せず洋装でも大丈夫ですよ。

衣装を購入・レンタルどちらにするか決めましょう。

参考にした以下のサイトのアンケートを見ると、お店でレンタルするのが圧倒的人気を誇っています。

参照元：ベネッセ

お宮参りの時に使用した着物を使うという方や、
祖父母からプレゼントされた方、
他の兄弟・姉妹・親戚のおさがりという方もいらっしゃるので、こちらを参考にご家族で決めたかのが良いですね。

子供の衣装を選びましょう！

女の子の衣装は以下の通り
和装の場合、3歳：三つ身の着物　7歳：四つ身の着物
洋装の場合、フォーマルなワンピース

男の子の衣装は以下の通り
和装の場合、紋付袴
洋装の場合、フォーマルなスーツ

ママ・パパの衣装も一緒に決めていきましょう

ママ衣装は
和装であれば、「訪問着」「色無地」「江戸小紋」「付け下げ」
洋装であれば、セミフォーマルなワンピース、セットアップのスーツ
＊七五三のママの衣装は、華やかさがアップする和装が人気。
動きやすさや子供の抱っこのしやすさも考え、洋装を選ぶ方も。

パパ衣装は
和装であれば、着物か袴に「無紋の羽織」
洋装であれば、ダークカラーのスーツ
＊七五三のパパの衣装は、洋装のスーツが人気です。

七五三のママ・パパ服装は、「格」を意識することが大切。

衣装選びの格には、2つ気を付けるポイントがあります。
１．子供と同格・1つ格が下がった衣装にすること
２．ママ・パパで格をそろえること

１．七五三の主役はあくまでも子供。
子供より親の方が目立ってしまっては良くないですよね。
ママ・パパは、子供と同格もしくは１つ格を下げた衣装を着るようにしましょう。

具体的には、
子供が和装であれば、ママ・パパは和装or洋装
子供が洋装であれば、ママ・パパは洋装

２．ママ・パパで衣装の格がそろうと、素敵な印象になります。
ママが和装なのに、パパが少しカジュアルな衣装では、すこし残念な印象に。
ママとパパは格の揃った衣装を身につけましょう。

ママ・パパ・子供、それぞれの衣装が決まったら、すぐに予約しましょう！
人気の衣装はすぐに予約が埋まってしまうこともあるので、早めが鍵ですよ。

ママは、衣装に合わせて小物・バッグなどの用意を忘れずに行いましょう。

七五三は、和装・セミフォーマルな衣装を身につけるので、衣装に合わせて小物やバッグに気を使うことも大事。

例えば、バッグであれば着替えなどを入れるマザーズバッグとは別に、コンパクトなフォーマルバッグを持つのがおすすめ。
貴重品など必要なものだけを持ってスムーズに移動ができますし、写真撮影の時もきちんとして見えますよ。

洋装のセミフォーマルなワンピースやスーツを着用する時は、パールのネックレスやコサージュを付けて華やかに仕上げるようにしましょう。
お祝いの席らしく素敵に見えますよ。

衣装が決まったら、ヘアセットを考えましょう。

子供の場合ヘアセットは必ず、、というわけではないですが、せっかく綺麗な衣装を着るのであれば、ヘアセットもしてもらった方が素敵ですね。
ただ、髪がそんなに長くない場合、子供らしい自然のヘアスタイルも人気ですよ。

ママ・パパも忘れずにヘアセットをしましょう！

衣装・ヘアセットが決まったら、美容院の予約です。

着付けやヘアセットにはある程度時間がかかるので、当日のスケジュールから逆算して予約をするのがポイントですよ。

また、スタジオで撮影する場合は、子供の着付け・ヘアセットをしてくれるスタジオもあるので、チェックしておいた方が良いですね。

お参りなどが終わったら、食事に行くか決めましょう。

七五三に祖父母も参加する場合は、祖父母の予定も確認しておきましょう。
ただ、当日は長時間の着物・撮影などで子供がぐずる場合もあるので、臨機応変に対応できると素敵です！

食事会を行う場合は、会場になるレストランなどを予約しておきましょう。
その際、合わせて子供用のメニューや食器があるか、確認しておくと当日がスムーズですよ。

当日着用する衣装が届いたら、一度試着してみましょう。

当日のイメージができますし、着付けに必要なものが足りない、サイズが大きすぎる・小さすぎると早めに分かると、対応ができるのでおすすめです。

衣装を着用してみて、裾上げなどの調整が必要な場合は、早急に行いましょう！

着付けに必要なものがきちんと入っているか、確認しましょう。

一般的に、3歳の子供の着付けをする際は以下のものが必要とされています。 ・着物 ・長襦袢 ・被布 ・肌襦袢 ・腰紐 ・兵児帯 ・足袋 ・草履 ・巾着 ・髪飾り

もしも、追加で持っていきたいアクセサリーなどがある場合は、レンタルもしくは購入しましょう！

当日の衣装を着せてみたら、この髪飾り付けた方がもっと可愛いかも。
このバッグの方が合うんじゃないかな
と想像がふくらむことありますよね。

大事な1日を満足いくものにするために、借りたい！購入したい！と思ったものは早めにレンタル・購入しましょう。

試着をし対象は、シワが付かないように大切に保管しましょう！

神社で参拝や御祈祷を行う予定の方は、作法やマナーについても調べておくと安心です。
神社は神聖な場ですので、神様に失礼にならないようにしましょう。

特に、以下の2つを覚えておきましょう！

「手水舎」で手・口を清めるときの作法
１．右手に柄杓を持ち、左手を洗う
２．左手に柄杓を持ち替え、右手を洗う
３．手水を口に含み洗う
４．柄杓を手前向きに立てて、柄を洗う


「拝殿」での参拝の作法
二礼・・・2回お辞儀
二拍手・・・2回拍手（願い事やお祈り「祈願」をする）
一礼・・・最後にお辞儀

もうすぐ、七五三本番。
うっかり体調を崩してしまわないように気を付けましょう。

当日のスケジュールと交通手段をあらかじめ確認しておきましょう！

何時に起きて、何時までに家を出れば着付けに間に合うか、などスケジュールを作成して、家族に共有しておくと安心です。
朝から子供がばたばたしたり、着替えを嫌がる可能性も、余裕を持ったスケジュールにしましょう。

また、当日はおめかしした衣装や履きなれない靴のため、長時間歩くのは難しいと思います。
車で行くのか、タクシーを使うのか、バスを利用するのか、など決めておくといいですね。

御祈祷を行う場合、お礼である初穂料の準備を忘れないようにしましょう。

初穂料とは、御祈祷を取り計らってくれた神職の方にお礼としてお納めするもの。
こちらは、大切なマナーなので、前もって準備するのが大切です。

初穂料のための、のし袋・新札を用意しておきましょう。

初穂料は、「紅白・金銀の蝶結びの水引」がついたのし袋に入れるのがマナー。

のし袋の書き方は以下の通り
表書き：水引より上に「御初穂料」、水引より下に「子供のフルネーム」
中袋：表面にお金の金額、裏面に住所・フルネーム

また、金額は5千円から1万円ほどが一般的です。
ただし、神社によって相場が変わるので、あらかじめ問い合わせておくと安心ですね。
もちろん、初穂料を新札で用意することも忘れずに。

事前に当日に必要な持ち物の準備を始めておきましょう。

前日など直前ですると、うっかり忘れていたり、買うものがあったのにお店が開いていないとなることもあるので、早めがおすすめですよ！

具体的な持ち物リストはこちらです。
①衣装・着替え類
・ママ、パパ、子供の衣装セット
・撮影用小物
・子供の洋装
・子供が聞慣れているラフな服装
・レギンスやインナー、カイロなどの防寒グッズ
・子供が履きなれた靴下、サンダル

②着付け直しの小物類
・タオル
・ヘアピン、クリップ、洗濯ばさみなど

③軽食・おもちゃ類
・キャンディーなどお菓子
・小さな音の出ないおもちゃ
・飲み物、ストロー
・食事エプロン
・子供用のカトラリー

④その他
・カメラ、バッテリー
・初穂料
・雨具

いよいよ前日です。忘れ物がないか確認しましょう！！

カメラの充電も忘れずチェック！

心配な方は、予備のバッテリーも充電して持っていくと安心ですよ。

家族みんな早く寝ましょう。
当日は着なれない服装・履物、たくさんの人がいたり、待ち時間があったり、疲れやすくなります。
前日は早く寝て、力を十分蓄えましょう！

当日気にするポイントはこれだけ！

家族で素敵な写真をたくさん撮って、素敵な1日にしましょう！
みなさまの七五三が良き日になりますように。